見習い大工の内田です。

先週の土曜日に訓練校の実技がありました。

今回は「柱建て方転び踏み台」です。

これは訓練校の修了試験の課題で合格できなくても卒業は出来ますがこの課題と学科の試験の方にも合格すると2級大工技能の学科が免除になります。

今回で2回目の練習で前回は2日かけて作り今回は1日、本番は4時間30分で作ります。

本番での時間配分が分かりやすくなるように今回も4時間30分の時間は気にしながら作っていきました。

始めは墨付けですが前に1度やっていることもあり墨付けはすんなり終わりました。

最近の実技では墨付けの前に材のクセ取りをしていましたが今回の踏み台は四方転びではなく方転びなので

クセ取りはありません。

続いて刻みです。

足に2つずつと天板に4つあり計12個の穴があるので穴あけは時間が掛かってしまいます。

ホゾの方は前にも言ったかもしれませんがより綺麗になるようにわざと長く伸ばしておき組み立てた後に切ります。

刻みが終わると仮組の前に全て仕上げます。

仕上げの時に全ての面を取っておかないといけないので気を付けます。

組み立てた後にさっき書いたように伸びているホゾを全て切りホゾの所を仕上げて完成になります。

組み立ての時にホゾがキツ過ぎてホゾが少し欠けてしまったところもありますが前回作ったよりはうまく作れていたと思います。

時間を気にしながら作っていてあまり写真が取れなかったのですが4時間30分には収まっていたので良かったです。

これなら本番も合格できると先生から言われているので本番もこの調子で頑張っていきたいと思います。