見習い大工の内田です。

台東区池之端新築工事の刻みは3階までの胴差、小屋、母屋まで終わりました。

残っているのは柱と大引、床盤の加工になります。

刻み上がった梁がどんどん積みあがっていきます。

4メートル物はまだ刻みやすいのですが5メートル物になったとたんに重さも重くなり刻みにくくなります。

写真の手前に見えるベニヤは図板になります。

大工は刻みの現場をやる時はこのように1度図面をベニヤに書き込んで仕口のしかたや建前の時の起こしかたなどをかんがえます。

墨付けの時にはこの図板にどんどん印をしていくので最後の方には結構見えにくくなってきます。

今回の現場で1番大きい梁は120×330の5メートル物になります。

刻む時に回しながら刻んでいくのも大変になります。

これを現場まで運ばないといけないとなると今から疲れてきそうです。

柱の材料が入ってきました。

今回の柱の総数は3メートル物が107本通し柱が9本になります。

柱の加工は機械でホゾが取れるので機械の調整が上手くいけばどんどん進みます。

梁を扱った後に柱を扱うとかなり軽く感じます。

本数は多いですがどんどん終わらせていこうと思います。