見習い大工の内田です。

浅草マンションリフォーム現場では家具や出入り口の枠の加工をしました。

今回の家具の材料はワークデスクがウォールナットでテレビボードとキッチンカウンターがタモ、洗面は桧を使っています。

基本的に大きさがあり堅木なので天板はかなりの重さがあります。

家具に建具が取り付くものもあるので家具関係も溝を掘っていきます。

家具と一緒に出入り口の枠も加工していきます。

入り口の枠はトイレと洗面が桧で他はタモを使っています。

堅木は溝を掘るのにも大変で溝切りの刃が良く切れないとものすごく進みが遅くなってしまいます。

溝を掘り終えたら仕上げていきます。

タモやナラなどの堅木は杉や桧に比べ鉋の刃を出し過ぎると刃が引っかかり上手く仕上がりません。

その為木が反っていたとしても少しずつ仕上げ無いといけないので時間が掛かります。

仕上げが終わったら大きくて邪魔なので家具の天板から取り付けていきます。

ワークデスクとテレビボードは取り付きました。

ワークデスクの方はキッチンの腰壁との絡みがあるので腰壁の笠木も取り付けました。

重さもあるので下地に乗っけるように施工しています。

天板を入れるにあたりワークデスクのついたても立てないと天板が持たないのでついたても立てるのですがフローリングを貼りやすいように下端を少し掘り込んでいます。

テレビボードの方も同じような加工をして天板をのせました。

テレビボードの天板は角が矩ではなく後ろに下がっていっていている形にしないと隙間が出来てしまうので右と左で天板の大きさが変わっています。

天板は後キッチンと洗面になっています。

出入り口の枠との絡みもあるので枠の方も入れていきます。