見習い大工の内田です。

昨日までわざわ座の家具で椅子を作りました。

わざわ座の家具はデザイナーが設計しており図面が細かく決めてあり図面を読み取るのに少し時間が掛かりました。

図面を見ながら必要な材を拾いました。

家具でなるべく軽くなるように杉を使いました。

プレーナーで材の大きさを出したら墨付けに入ります。

自分が椅子の墨付けをしている横で親方は次の現場の墨付けをしていました。

先ほど図面は細かく決めてあると言いましたが材と材との接続部は大工自身が考えるようになっています。

図面と材を交互に見ながらやっていました。

結局細部の墨付けしているうちによくわからなくなってきたので余っていた板に原寸図を書きそこから寸法をとってやりました。

墨付けが終わったら加工していきます。

ホゾで差しこんで納める形にしました。

本当はホゾで穴をぬき通して逆からクサビで止める様にしたかったのですが時間がなく短ホゾでおさめることにしました。

加工が終わったら組み立てていきます。

両脇は四角に囲いその真ん中の材が後ろに勾配が付きようになっています。

その両脇の材をつなぐように3本入っています。

この上に屋根の化粧材として使っていたJパネルをのせます。

後ろの背もたれには勾配の付いた材をさらに噛ませて背もたれにも勾配が付くようになっています。

他にはJパネルの端は大きく面を取るようにもなっています。

この写真を見れば気が付くと思いますが椅子は2つ作りました。

2つ目は1つ目と形は同じなのですが大きさが大きくなっています。

同じように組み立ててJパネルをのせます。

材が長いと組み立ての時に時間が掛かりました。

2つ目は大きさが2メートル近くあり1人で動かすのが大変でした。

今回はわざわ座の家具を作ったのですがわざわ座の家具は作るのは大変なのですが自分的にはデザインは好きなのでまたやりたいと思っています。

今週から刻みに入れると思います前回はベッドづくりで時間が掛かりあまり参加出来ていなかったので今回こそちゃんと刻みたいと思っています。