目標は「一次エネルギー消費量等級5」

毎日の暮らしの中で使用するエネルギーは、冷房、暖房、給湯、換気、照明の5つと家電と厨房があります。

快適な暮らしの実現には、断熱性能を上げると同時に、これらの日々のエネルギー消費量を削減することが重要です。

それは、家計におけるエネルギー費を抑えるだけでなく、酸化炭素の削減にもつながり、地球環境への負荷を減らすことになります。

日本の住宅には「省エネルギー基準」が設定されており、適合するには定められた「基準一次エネルギー消費量」と呼ばれる基準値を下回る必要があります。

住宅のエネルギー消費量「設計一次エネルギー消費量」が、基準値「基準一次エネルギー消費量」より少なければ、省エネルギー性能は問題ないとされます。

一次エネルギー消費量等級5の省エネルギー性能を実現。

土手加藤材木店では、ハイレベルな低炭素基準の「一次エネルギー消費量等級5」を標準で目指しています。

一次エネルギー消費量を削減するには

一次消費エネルギーの削減は、冷房、暖房、給湯、換気、照明の5つの項目で行われます。

より効率的な設備機器やLED照明などを取り入れることで、一次エネルギー消費量を減らすことが出来ます。

パッシブデザインを取入れる

パッシブデザインは、敷地の特徴を把握し太陽や風などの自然エネルギーを最大限利用できるように、建物の配置、性能、形状や窓の大きさなどを設計し、質の高い室内環境を目指す手法です。

パッシブデザインにおける5つの設計手法は、断熱、日射遮蔽、自然風利用、昼光利用、日射熱利用暖房があります。

断熱

▲断熱は家の断熱化を促進して、自然室温を維持して四季を通して家の中の適温を目指します。

日射遮蔽

▲日射遮蔽は夏季に家の中に侵入する日射を遮り、室内の涼しさを保ちます。

自然風利用

▲自然風利用は、夏季の夜間に外気を室内に取り入れて室内を涼しく保つようにします。

昼光利用

▲昼光利用は、太陽光をそのまま光として利用して、室内の明るさを保つことが目的です。

日射熱利用暖房

▲日射熱利用暖房は、日中に窓から沢山の太陽光を取り入れて、蓄えられた太陽光による熱を夜間に暖房として使うことを目的としています。

これら5つの要素を取り入れて敷地の形状や周辺環境に合わせて設計することがパッシブデザインです。

土手加藤材木店では、自然の恵みを最大限活用すべく、パッシブデザインを提案しています。