家づくりの間取りを考えるときにバルコニーの設置を検討している方は多いと思います。
バルコニーの中でも建物の内部にあるインナーバルコニーはおしゃれで開放的な空間になるため、人気が高いです。
では、インナーバルコニーにはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
そこで今回は、インナーバルコニーのメリットとデメリットをご紹介します。
インナーバルコニーのメリット
インナーバルコニーにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
4つのメリットをご紹介します。
屋根が付いているため、天候に左右されない
インナーバルコニーの最大のメリットは、天候に左右されないことです。
建物の内部にあり、屋根が付いているため、雨風をしのぐことができます。
ですから、天候を気にすることなく洗濯物を外に干すことができます。
また、雨風だけでなく直射日光を避けられるので、紫外線対策にもなります。
開放的な空間になる
インナーバルコニーをリビングと隣接させることで室内と外をつないで開放的な空間になります。
リビングの延長としてちょっとした庭のような感覚で利用することができます。
様々な用途に使用できる
インナーバルコニーは洗濯物を干すだけでなく様々な用途に使用できます。
ガーデニングなどの趣味などを楽しむ空間として使用したり、リビングの延長として椅子やテーブルを置いて、食事やお酒を楽しむこともできます。
プライバシーの確保にもなる
インナーバルコニーはプライバシーの確保もできます。
1階に庭がある場合は、人通りの多い道路沿いでは、通行人や隣人の視線が気になってしまいます。
インナーバルコニーであれば、2階以上にあり、外壁に囲まれているため、人目を気にすることなくプライベートな空間を楽しむことができます。
インナーバルコニーのデメリット
インナーバルコニーにはどのようなデメリットがあるのでしょうか。
3つのデメリットをご紹介します。
普通のバルコニーよりも費用が掛かる
普通のバルコニーよりも約2倍の費用が掛かってしまいます。
インナーバルコニーは普通のバルコニーと比べると建物の内部に設置するので、屋根を付けたり、下の階に断熱材の施工が必要になるため、その分、施工費が掛かります。
間取りが難しくなる
インナーバルコニーは屋根が必要なため、その屋根を支える壁や柱などの構造や間取りの設計が必要になります。
そのため、建物全体の間取りに影響が出るので、間取りをよく考える必要があります。
採光を遮る場合もある
屋根付きで便利なインナーバルコニーですが、その屋根が採光を遮って他の部屋が暗くなってしまう場合があります。
寝室などの採光があまり取れなくてもいい部屋に隣接していれば、さほど気になりませんがリビングなどの日当たりを良くしたい部屋の場合は間取りをよく検討する必要があります。
最後に
今回は、インナーバルコニーのメリットとデメリットをご紹介しました。
屋根付きで便利な反面、屋根が付くことでデメリットもあります。
メリットとデメリットをよく考慮してインナーバルコニーを検討してください。