窓まわりのインテリアのひとつにブラインドがあります。
ブラインドは、採光や通風を調整できる機能性に優れて、シンプルなデザイン性で窓まわりをおしゃれな雰囲気にしてくれるインテリアです。
ブラインドには、ヨコ型やタテ型(バーチカルブラインド)などの種類があり、操作方法にもいくつかの種類があります。
そこで今回は、ブラインドの形状や操作方法の種類をご紹介します。
ヨコ型ブラインド
ヨコ型ブラインドは、最も一般的なタイプのブラインドです。
横向きにスラットと呼ばれる羽根が何枚も重なっていて、スラットを上下に動かすことで光や風通しを調整することができます。
ヨコ型ブラインドに使われている素材の種類には、主にアルミブラインドとウッドブラインドがあります。
それぞれの素材の特徴をご紹介します。
アルミブラインド
アルミブラインドは、一般住宅だけでなくオフィスにもよく使われている最もポピュラーなタイプのブラインドです。
軽いので、ブラインドを操作する時も簡単にできて、価格も安く、湿気や紫外線から劣化しにくいことがメリットです。
また、汚れやサビに強く耐久性があるのでキッチンや洗面所などの水回りの窓にも向いています。
ウッドブラインド
ウッドブラインドはその名の通り、木を素材に使用しているタイプのブラインドです。
スラット(羽根)が天然の木でできているものが多いため、木独特の温かみがある落ち着いた雰囲気が魅力です。
また、木製のスラットは先ほど、ご紹介したアルミに比べて重量があるので、強い風が吹いた時に窓枠にブラインドが当たって音が出ることも少ないです。
タテ型ブラインド(バーチカルブラインド)
タテ型ブラインドは、バーチカルブラインドとも呼ばれていて、縦に垂直に並べられたスラットを左右に動かして採光や通風を調整するタイプのブラインドです。
縦のラインが強調され、部屋全体がすっきりとして開放的な雰囲気になるため、リビングなどに適しています。
タテ型ブラインドの主な素材には、布でできている生地タイプや木製タイプが人気です。
ブラインドの操作方法の種類
ブラインドの操作方法には大きく分けて3つの種類があります。
それぞれの操作方法の特徴をご紹介します。
ポールとコード
ポールとコードを使用した最も一般的な操作方法で、棒状のポールを回してスラットの角度を調節して、紐状のコードでブラインドの上げ下げを行います。
他の操作方法に比べて、価格が安いことがメリットです。
コード式
一本のコードで、スラットの調節とブラインドの上げ下げを操作するタイプです。
軽い力で上げ下げができるため、大きなブラインドや重量のあるウッドブラインドに適した操作方法です。
ポール式
ポール一本で、スラットの調節とブラインドの上げ下げを操作するタイプです。
ポールの中にブラインドを上げ下げするコードが入っているため、見た目がすっきりとして、コードが絡みにくくなっています。
最後に
今回は、ブラインドの形状や操作方法の種類をご紹介しました。
形状や素材、操作方法をよく考慮してブラインドを選んでください。