高い天井や吹き抜けがある住宅の天井によく見られるシーリングファン。
インテリアとしてだけではなく、室内の空気を循環させてくれる機能を持つシーリングファンにはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
そこで今回は、シーリングファンの機能やメリットとデメリットをご紹介します。
シーリングファンの機能とは?
シーリングファンとは、天井に取り付けるタイプの扇風機のような設備です。
天井の近くの空気を攪拌し、循環させて部屋の中の温度を均等に保つ機能があります。
また、デザイン性が良いため、インテリアとしても人気です。
照明と一体化しているタイプやリモコン操作ができるタイプなど様々な商品があります。
シーリングファンのメリット
シーリングファンにはどのようなメリットがあるのでしょうか?
3つのメリットをご紹介します。
冷暖房効率が上がる
冷たい空気は下へ、暖かい空気は上へ行く性質があるので、エアコンだけだと室内が快適な温度にならない場合があります。
シーリングファンを回せば、室内の空気を循環させてくれるため、冷房や暖房の空気が部屋全体に行き渡ります。
これにより、エアコンの温度を下げすぎたり上げすぎたりすることがなくなるので冷暖房の効率が上がります。
ですから、シーリングファンは省エネ効果が高く節電にも適しています。
おしゃれなインテリアとしても取り入れやすい
シーリングファンは機能性だけではなく、インテリアとしても取り入れやすいです。
デザイン性が良く、照明付きのタイプなどもあり、おしゃれなインテリアとしてお部屋のアクセントになります。
洗濯物の乾きが早い
雨の日などで洗濯物を部屋干しにすると、なかなか乾きづらいですよね。
シーリングファンを回せば、室内に空気の流れができるため、洗濯物の乾きが早くなります。
また、部屋干しをした時の生乾きや臭いの発生を抑えることができます。
シーリングファンのデメリット
シーリングファンにはメリットだけではなくデメリットもあります。
3つのデメリットをご紹介します。
掃除が大変
高い位置に設置されていて、羽の上にホコリが溜まりやすいため、掃除をするのが大変です。
脚立や柄の長いモップなどを使用して掃除をしなければなりません。
また、吹き抜けなどの高い天井に設置する場合は業者に清掃を依頼しましょう。
天井に強度が必要
シーリングファンは重量があるため、取り付ける際には天井の強度がしっかりしていなければなりません。
もし、強度が足りていなかったり、設置方法を間違えると落下の恐れがあります。
天井が低いと圧迫感がある
シーリングファンは低い天井に設置すると圧迫感があります。
ですから、ある程度の高さの天井が必要になります。
最後に
今回は、シーリングファンの機能やメリットとデメリットをご紹介しました。
シーリングファンの設置をご検討されている方は参考にしてみてください。