前回、中古マンションをリノベーションする流れについて、イメージを描くところから物件探しまでをご紹介しました。
詳しくはこちら⇒「リノベーションの流れ1(イメージを描く~物件探し)」
2回目の今回は、前回の続きからで、リノベーションの流れについて中古マンションの購入からリノベーションして入居、その後のメンテナンスまでをご紹介します。
中古物件の購入(決定してから契約まで)
気に入った中古物件を見つけて決定する時には、できるだけリノベーション会社の担当者と一緒にその物件を見てもらい最終的な確認をしてもらうと安心です。
その後、物件が決定しましたら、売買契約を結びます。
売買契約を結ぶ際には購入代金の5%程度の手付金が必要になります。
この時に住宅ローンの契約もしておきます。
リノベーションのプラン作成
中古物件の購入と並行してリノベーション会社と打ち合わせを行い、プランを作成しましょう。
リノベーション会社との打ち合わせの時には、自分のイメージをしっかりと伝える事が大切です。
また、設備や内装材などはショールームで実際に見たり、サンプルを取り寄せるなどして確認しましょう。
詳細なプランが作成できたら、最終的な見積もりをもらい工事請負契約を結びます。
契約を結ぶ前には必ず見積もりや図面の最終確認を忘れずに行いましょう。
中古物件の引き渡し
売買契約を結んで代金を支払った後に中古物件の引き渡しを受けます。
そして、引き渡しを受けた後にリノベーション会社によって詳細な現場調査等を行います。
ここで注意してほしいのは、引き渡しを受けてからではないと工事が着工できないので、しっかりと行うようにしましょう。
リノベーション工事
引き渡しが済んで、工事請負契約も完了すれば、リノベーション工事が始まります。
マンションの場合は、近隣の挨拶回りに加え、工事前にマンションの管理会社に届け出を出して工事を開始します。
工事期間に関しては、工事内容や部屋の広さなどによって様々ですが、部屋を骨組み状態にするスケルトンリノベーションの場合は約2~3ヶ月程度かかる事が多いです。
完成してから入居、そしてその後のメンテナンス
工事が完了するとリノベーション会社の担当者と一緒に不具合などがないか最終確認を行い、問題がなければ引越しを行い入居となります。
より長く使い続けていくためには、入居した後も定期的なメンテナンスを行う必要があります。
ですから、リノベーションを依頼した会社にメンテナンスの目安などを確認しておくことが大切です。
最後に
前回に引き続き今回は、中古マンションリノベーションの流れについてご紹介しました。
物件購入から入居までの流れのポイントとしては、物件購入とリノベーションを並行して行うことが大切です。