鳥越新築の入り口枠材の加工中です。
材種はヒノキ。
一本、収納の鴨居になる4・5メートルの材だけ杉です。
通常の材木の規格が4メートルです。
それ以上になると、特別に挽いてもらうことになるそうです。
今回は市場に直接取りに行きました。

まず、手押しで直角を出します。
木表部分を平らに削り、木端を手押し定規に当てて直角を出す作業です。

手押しで平面と直角を出したら、次は自動で幅と厚みを合わせます。
下小屋は結して広くないので、機械を移動させてから加工に入ります。

自動を掛けている時は、ヒノキの香りが周辺に広がります。
自動は機械に材をセットするだけなのでそれほど大変な作業ではありません。
ただ、一度に削れる本数が限られるので二人で行った方が効率的だと思います。

枠材加工の前には、ナラ材でカウンターを製作していました。
新築のキッチン対面。
リビング台。
作り付けの家具、のカウンターです。

面皮の付いた挽き割り材から加工したので、良い勉強になりました。
今日も枠材加工です。
暑くなるそうで現場作業の方、外部の仕事の方、倒れないようにお互い気を付けて作業しましょう。