家づくりにおいて、お部屋の床材を選ぶ時に何にしようか迷っている方も多いと思います。
特に洗面室などの水回りの部分は汚れや傷が付きやすいため、機能性も考慮して選ぶことが大切ですよ。
では、洗面室で使用されている床材にはどのような種類があるのでしょうか?
そこで今回は、洗面室で使われている床材の種類を5つご紹介します。
フローリング
フローリングには大きく分けて「無垢フローリング」と「複合フローリング」の2種類があります。
それぞれのフローリングの特徴をご紹介します。
1 無垢フローリング
無垢フローリングとは、無垢材から出来ているフローリングです。
無垢材独特の肌触りの良さや温かみのある風合いが特徴で、調湿効果や断熱性にも優れています。
どちらのフローリングにも言えることですが、リビングや廊下などがフローリングの場合は、統一感が出しやすいこともメリットです。
また、無垢フローリングは、よく水に弱いと言われていますが、オスモカラーなどの塗装を施すことで水を防ぐことができます。
2 複合フローリング
複合フローリングとは、合板に化粧材を貼り合わせたフローリングです。
一般の住宅で最も多く使われている床材です。
塗装などの加工によって、水や汚れに強いものや洗剤などに強いタイプもあり、様々な機能を持った商品が多くあることが特徴です。
3 Pタイル(プラスチックタイル)
Pタイル(プラスチックタイル)とは、塩化ビニール樹脂や炭酸カルシウムなどの素材をタイル状に加工したプラスチック系の床材です。
傷や汚れ、摩耗に強く、耐久性や耐薬品性に優れていることが特徴です。
また、本物のタイルと比べると価格は安価です。
4 タイル
タイルは、耐久性や耐水性が優れていることから、洗面室などの水回りには最適な床材ではないでしょうか。
また、汚れも付きにくく、お手入れもサッと拭くだけで汚れが取れますし、色やデザインも豊富です。
デメリットとしては、目地の汚れが目立ちやすいことや冬は足元が冷えることなどが挙げられます。
5 クッションフロア
クッションフロアとは、塩化ビニールを加工したロールシート状の床材です。
耐水性に優れていて、汚れも落としやすいため、水回りにはよく使われている床材です。
価格も安価で、色やデザインが豊富なだけでなくカビに強いタイプや消臭機能があるタイプなど様々な商品があります。
デメリットとしては、熱に弱く、経年劣化がしやすいことが挙げられます。
最後に
今回は、洗面室で使われている床材の種類を5つご紹介しました。
水回りの部分なのでそれぞれの特徴を考慮して、デザイン性だけでなく、機能性も考えて選ぶようにしましょう。