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木製カウンター板の仕上げ方

おはようございます。

 

見習い大工の眞利子です。

今回は木製カウンターの仕上げ手順を紹介したいと思います。

 

テレビボードなどの作り付け家具は完成しましたら随時載せていきます。

 

 

この盤は、一階キッチンと対面になる家具の天板です。

 

下小屋で接ぎ合わせてから時間が経ってしまい、木表側の反りが出てしまいました。

 

このままでは、手鉋がのりません。

 

まず、繊維方向と交差するように電気カンナを掛けます。

 

電気カンナは回転工具の為、食いつきやバリがひどくならないように気を付けます。

 

短手の反りをここでしっかり落とします。

 

屑は細かい糸状に出ます。

 

 

次に、荒シコです。

 

荒シコではまず、斜め掛けします。

 

電気カンナはやはり粗いので、俗にいう”耳”が深く立ってしまっています。

 

そのまま長手に手鉋を引いてもなかなか材は仕上がりません。

 

繊維方向に斜めに掛けることで、段差を落とし更に反りを均します。

 

斜め掛けは左右二方向から引っ張ります。

 

画像では分かりにくいですが、削り跡が交差して網代模様のようになります。

 

片方からのみの斜め掛けだと、どうしても力の入る手前ばかりが削れてしまいます。

 

向きを変えて掛けることで仕上げた材がスパイラルしないようにしています。

 

 

いよいよ仕上げていくわけですが、まずは中シコです。

 

手鉋では、始めに荒削りすることを荒シコ。

 

荒シコで馴染んだ材の逆目(さかめ)を止め、仕上げの一歩手前を中シコ。

 

そうして仕上げを上シコ(じょうしこ)と言い、三段階掛けるのが手順です。

 

電気工具がなかった時代は、割くか挽いた挽割材を均す荒シコはかなりの重労働だったと思います。

 

本当に電気のある時代に産れてよかったです。

 

中シコですが通常の鉋サイズ(寸八)の一つ上、二寸鉋を使っています。

 

道具屋さんに聞いた話ですが、逆目の出やすい広葉樹の杢などは刃自体を厚造りにしてもらうそうです。

 

そうすると鉋自体な重くなるので、材に引っ付いて逆目が立ちにくくなるんだとか。

 

寸八より重量のある二寸の方が、よく材に掛かる気がします。

 

 

中、上シコと終わったら最後に小鉋で局所的な逆目を止めていきます。

 

あれ?と思った方もいると思います。

 

接ぎ合わせからしている為、目の強い箇所がどうしても窪んでいたりします。

 

それを全て均してしまうを盤の厚みが無くなってしまいます。

 

なので、酷い箇所だけは後から止めていくようにしています。

 

 

さて、実はこのカウンター三メートル以上あります。

 

仕上げるだけで半日かかりました。

 

仕上げ作業はやはり重労働です。

 

いかに楽に早く仕上げるか、模索した結果今の流れになりました。

 

これからも工夫は重ねていきたいと思っています。

 

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