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目立ての話

おはようございます。

 

見習い大工の眞利子です。

 

今回は目立ての話です。

 

目立てとは、ノコギリの刃を切れる様にヤスリ掛けすることを言います。

 

専用の目立てヤスリを使い、一枚一枚の刃に適正な勾配と切削できるだけの鋭利さを付ける作業です。

 

 

ノコギリと言われて思い浮かぶ形は、この「両刃鋸」と呼ばれるものだと思います。

 

写真左側が横引き、反対が縦引きに使用します。

 

横引きが木材の繊維を横に断つ目、縦引きはその繊維と同じ方向に木材を割いていく目です。

 

目立て作業では、より横引きの目立てが難しいものとなります。

 

理由は、木材を切った時の屑掃けを良くする為に多方向からの目立てとそのバランスが必要だからです。

 

 

今回目立てするのは「八寸」と呼ばれる造作用の目の細かい鋸です。

 

刃渡りで名称が変わり、目の大きさも違います。

 

目が細かすぎて写真では詳細な形が分かりづらいので、拡大図で説明します。

 

 

横引き目は三面構造になっています。

 

最初に木材に触れるのは、上目(うわめ)です。

 

上目で傷をつけ、道を作り長押(長押)で切削していきます。

 

長押にも裏と表があり、切削方向側を向いている表で木材を切削していきます。

 

ノコギリは押し引きの連続作業で使い、引いている時に切れます。

 

では裏も目立てする意味ですが、連続作業の押し戻す際にスムーズに刃を滑らす意味があります。

 

この三面刃のどの部分が切れなくても、ノコギリは上手く挽けません。

 

 

目立てヤスリです。

 

目立てヤスリは矢羽型に細かいヤスリ目が付いています。

 

自分が使っているのは、ヤスリの片面にのみ目が付いたものです。

 

 

実際に目立てしていきます。

 

動かないように万力でしっかり固定し、表⇒裏⇒上目の順にヤスリを当てます。

 

向こうとこっちで交互に目を立てていきますので、最短で6往復します。

 

一番気を使うのは、角度です。

 

角度が元の刃と合っていないと、すぐに形が崩れて使い物にならなくなってしまいます。

 

何枚壊したか分かりません。

 

目立て専用の機械で目を切り替えてもらえばまた復活します。

 

 

このあと「アサリ」と言って、目と目の間隔を広げる作業をします。

 

残念ながらアサリ出しはまだ自分ではできません。

 

前回紹介したノコギリは、目立ても未熟ですがアサリが出ていませんでした。

 

ただ、金物屋さんに目立てしてもらったものは、替え刃のものより切れます。

 

目立て、アサリ出しに歪み直しまで、とても一朝一夕には出来ない特殊技能です。

 

せめて、目立てはマスターしてアサリが出ているか、歪みはないか見てわかる程度にはなりたいです。

 

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