
こんにちは。
土手加藤材木店の大工見習いの眞利子です。
石神井台の現場は引渡しに向けてただいま必死ですが、
本日の現場ブログは造作家具の製作です。
何にしようか迷ったのですが今回はダイニングテーブルとリビングテーブルです。

使用する材種はブラックウォールナットです。
原産地は北米でこのチョコレートのような色合いが特色です。
タモやナラやメープルのような硬さはなく、
加工性もいいので私達大工でも扱いが良いです。
針葉樹の杉や桧もいいですが、
このブラックウォールナットを家具に一点でも使うと何となく豪華な気がします。

まずはプレーナーと呼ばれる機械で部材の寸法を決めます。
この機械で厚みや幅をそろえることが出来ます。
荒木のブラックウォールナットがその素顔を見せ始めました。

こちらがプレーナー後のブラックウォールナットの表面です。
本当にチョコレートのような色合いが分って頂けるでしょうか。
木目が大変きれいで、
世界でも高級家具に使われることが多いようです。

カネ(直角)をきちんと出してから幅を決めていきます。
このカネを出すことが家具製作に限らず建築仕事全般でも重要になります。

製材が終わったのでいよいよダイニングテーブルの製作に入ります。
まずは部材同士の矧ぎ合せです。
ダイニングテーブルは幅が90cm位あるので一枚一枚を矧ぎ合せていきます。
この作業がしんどいです。
疲れます。

ようやく部材同士の矧ぎ合せが終わりました。
いい感じで出来上がったと思いますがいかがでしょうか。
まだ社長には見せていませんので何とも言えませんが・・・・

上に乗っているのがリビングテーブルです。
こちらもはぎ合せて造りました。
そして・・・

ブラックウォールナットのダイニングテーブルが完成です。
いかがでしょうか、
自分的にはすごく良く出来たと思うのですが・・・
まだ社長の評価が・・・・

ダイニングにこのテーブルがセットされるのが楽しみです。
本日の現場ブログは以上です。