住宅の顔とも言える場所は玄関ではないでしょうか。
特に玄関のドアは家全体の外観の雰囲気を大きく左右するものです。
玄関ドアを選ぶ時にはデザイン性の他にも機能性や防犯性なども配慮して検討することが大切です。
そこで今回は、住宅の玄関ドアの選び方のポイントを5つご紹介します。
1 防犯性を考えた鍵選び
玄関ドアを選ぶ際にやはり大切になってくるのは、防犯性についてではないでしょうか。
そのため、玄関ドアの鍵の種類を選ぶ事がとても重要になってきます。
一般的な住宅で使われている鍵の他にも、最近では電池や電気など電動で施解錠するタイプもあります。
電池錠と電気錠には、様々なタイプがあります。
電池錠は、ICカードをかざすタイプやリモコンキーを携帯している時にドアのボタンを押すだけで施解錠できるタイプなどがあります。
電気錠は、リモコンキーを身につけて近づくだけで施解錠ができるタイプやドアホンと接続して操作するタイプなどがあります。
このように様々な種類があるので、実際にショールームなどで使い勝手を確認することが大切です。
2 間取りや広さに適したドアの種類を選ぶ
玄関ドアと一口に言っても、開き戸や引き戸など様々な種類があります。
ですから、その住宅の玄関の間取りや広さに合った開閉スタイルの玄関ドアを選ぶことが大切です。
例えば、狭小地のような限られたスペースでは、横にスライドさせる「引き戸」の方が開閉する面積を抑えることができます。
玄関ドアの種類について詳しくはこちら⇒「玄関ドアの種類や特徴を5つご紹介します」
3 玄関ドアの取っ手も大事
玄関ドアの取っ手選びも、細かい事と思うかもしれませんが意外と大事なポイントです。
一般的な住宅の玄関ドアで使用されているレバータイプのハンドルやバータイプのハンドルは開閉する時の動作を楽にすることができる取っ手です。
特にバータイプのハンドルはハンドル部分を縦長のタイプにすれば、小さなお子さんでも操作がしやすくなります。
4 外観に合わせたデザインや色選び
玄関ドアは外観の印象を大きく左右するものなのでデザインや色選びも大切なポイントになってきます。
最近では、シンプルなデザインの他にも木目調などのナチュラルな雰囲気のデザインも人気です。
玄関ドアの色選びに関してですが、外壁などと同じ色合いのものを選んで、まとめる方法と外観のアクセントになるような色を選ぶ方法があります。
5 通風や採光を考慮する
間取りによっては玄関のスペースが暗くなってしまったり、空気がこもってしまう場合があります。
玄関ドアの中には、袖付きのドアがあり、ドアの横にガラスの袖が組み合わされているものならば、採光を確保することができます。
他にも、袖の部分に窓が付いているタイプならばドアを閉めたまま通風を確保することができて換気もしやすくなります。
最後に
今回は、玄関ドアの選び方のポイントを5つご紹介しました。
デザインはもちろんのこと、防犯性や使い勝手の良さを考慮して選ぶ事が大切ですよ。