
こんにちは。
土手加藤材木店の見習い大工の眞利子です。
本日のブログは外壁工事のご紹介です。
今回の建物は台東区の準防火地域と言われる地域に建つ準耐火構造です。
その外壁材に使うのはガルバリウム鋼板と呼ばれる外壁材です。

外部の防水検査に合格したので、いよいよ外壁工事の始まりです。
まずは防水シートの上に通気用の横胴縁を外周面に施工します。
胴縁は桧で通気用に穴を等間隔で開けています。
縦胴縁より施工する本数が多いので通常より時間がかかります。

ガルバリウム鋼板の外壁材は意匠性はすごくいいのですが、
表面の強度が低いので、
ガルバリウムの外壁の上に取り付けられる給湯器、
吸排気口のベントキャップなどの下地には上の画像のようにしっかりと下地材を施工しておきます。
これによってビスや釘で上から止めつけてもガルバリウムの外壁がへこまないようにしているんです。
上の部分は給湯器が取り付けられます。

横胴縁の施工がほぼ終わったので、
いよいよガルバリウム鋼板の外壁の施工が始まりました。
私眞利子も頑張りますが外壁屋さんも頑張ってください。
ガルバリウムの外壁材は傷がつきやすいので施工にも気を使うんだそうです。
ガルバリウム鋼板の特徴は通常の鉄板とは違って耐久性に大変良いという事です。
また意匠性にも優れています。

今回は3階建てなので高さが一番高い所で9.0mを超えます。
ですのでどこかでガルバリウムを継がなければなりません。
今回のつなぎ目は南側の庇のラインに決まったようです。
上の画像のガルバリウムのつなぎ目がちょうど庇のラインです。
このつなぎ目でも長さは5.5mありますので、
外壁屋さんは相当大変なようです。

上の画像は2階のリビングのサッシ上部に取り付けられた庇です。
このラインがガルバリウム鋼板のつなぎ目となります。
ちなみに庇もガルバリウムで仕上がっています。

いかがでしょうか。
ガルバリウム鋼板の外壁が完成しました。
縦ラインのガルバリウムがすごくシャープな印象になっています。
外壁屋さんご苦労さまでした。
いつも休憩のときに楽しいお話を聞かせていただいてありがとうございます。
ご苦労様でした。
今回の現場ブログは以上です。
また次回をお楽しみにしていてください。