
こんにちは。
土手加藤材木店の見習い大工の眞利子です。
本日の現場ブログは大工工事ではなく、
外壁工事になりますがバルコニーの手すり工事です。
上の画像はステンレス製作工場から現場に届けられた特注のステンレス製の手すりです。
外部に使うのでサビに強いステンレスにしました。

バルコニーの開口は9尺(約2.7m)で、すでにバルコニーの袖壁は下地まで出来上がっています。
今回の外壁にはガルバリウム鋼板を使用するので、
ガルバリウムの外壁が仕上がる前に手すりを取り付けます。
というのもガルバリウムの外壁は表面が強くないので、
手すりを取り付ける時にコーチボルトで締め付けるのですが、
表面が凹んでしまうのでガルバリウムの外壁が仕上がる前にステンレスの手すりを取り付けます。
上の画像はとりあえずバルコニーの開口に合わせてみています。
両袖壁とのクリアランスもピッタリでとりあえずは一安心。

2本の縦の中方立ての足をガルバリウムの笠木の上から締め付けます。
それからバルコニー両袖壁とステンレス手摺の縦枠とをコーチボルトで締め上げます。
両袖壁下地の柱にしっかりとボルトをくいこませて遊びが無いようにさせます。
手摺はぐらつくと危険なのでしっかりと下地に食い込ませることが大切なんです。

上の画像はバルコニー手摺が固定された後にガルバリウムの外壁を張ったものです。
外壁屋さんは丁寧に手すりの部分を切り込んでいました。
この部分は外壁屋さんは凄く苦労していました。
出来上がりはご覧のように凄くきれいに張られています。
職人の技をここでも見させていただきました。
私眞利子も大工としてまだまだ精進が必要です・・・

ステンレスのバルコニー手すり取付が完了しました。
黒のガルバリウムの外壁にステンレスの手すりが見事にマッチしています。

今回のブログは以上です。
また次回をお楽しみにしていてください。