こんにちは。
土手加藤材木店の社員大工見習いの眞利子です。
本日の現場ブログは昨日もご紹介した3階の勾配天井に杉の羽目板の施工です。
遂に完成しましたのでご紹介します。
「杉は目で楽しみ4、桧は香りを楽しむ」と言われるそうですが、
それだけ杉の木目は綺麗という事なんです。
ぜひご覧ください。

こちらは化粧の羽目板を張る前の段階です。
燃えしろ設計による梁の間を強化石膏ボードで耐火被覆します。
これからのコメントは社長から教わったものをそのままメモ書きして書いています・・・(汗)
準耐火構造に要求される屋根は30分準耐火構造で、
一般的には屋根直下の2階ないし3階の天井面に強化石膏ボードを張って、
屋根準耐火構造30分をクリアーさせます。
一部大臣認定による準耐火構造の屋根の方法もあるが、
今回は屋根を支える梁を燃えしろ設計により構造計算をして必要な断面を割出し、
屋根面は強化石膏ボードで建築基準法をクリアーさせています。

またまた私眞利子の現場ブログです。
天井面にどんどん強化石膏ボードを張っていきます。
梁には羽目板と石膏ボードが差し込めるように手刻みの段階でシャクリ込を入れています。
これで石膏ボードと羽目板に隙間ができないようにしています。
この強化石膏ボードは風上のボードより凄く重いです。

3階の勾配天井に石膏ボードが取り付いたのでいよいよ杉の羽目板を張ります。
石膏ボードの上に杉の羽目板を張り込んでいます。
今回の羽目板の幅は15.0cmと通常の羽目板より幅が大きいです。

1部屋分の天井に杉の羽目板の施工が完了です。
まだまだ喜んではいられません。
まだ3階には2部屋残っています。
次の部屋に移ります。

登り梁と杉の羽目板がよく合っています。
まだまだ羽目板張りは続きます。

横方面から写した勾配天井です。

3階のすべての勾配天井に羽目板の施工が完了しました。
杉の綺麗な杢目が天井をお洒落に演出しています。
今回の現場ブログは以上になります。
また次回もお楽しみにしていてください。