
こんにちは。
土手加藤材木店の大工見習いの眞利子です。
本日も現場ブログを書きますのでぜひご覧ください。
本日は窓廻りの造作材の加工と取付のご紹介です。
窓廻りに額縁を取り付けます。
上の画像は額縁が取り付けられる前のものです。

まずは図面からサッシの大きさに合わせて木取りの作業をします。
木取りという作業はサッシ額縁に必要な長さや厚み・幅などに切り分けるという事です。
カレーを作るときに先に野菜や肉を切り分けると思いますが、
その作業と考えていただければいいと思います。
私眞利子は大のカレー好きなもので、
カレーに例えれば何となく理解してもらえるかと思ったんですが・・・
この時に材木の曲りなどをよく見て気取ることが重要になります。

木取りが一段落したので、
プレーナーと呼ばれる機械で必要な寸法に仕上げていきます。
サッシ額縁は障子が付くところ、
ブラインドが付くところなどで寸法は違ってくるので確認しながら加工していきます。
今回使用するサッシ額縁は杉です。
杉は木目が大変きれいなので土手加藤では杉を使用しています。

プレーナーで必要な寸法に合わせたら額縁をカンナで仕上げます。
カンナで仕上げると光沢が出て大変きれいです。
今日のカンナの調子はすごくいいので、
作業をしていても気分が乗ってきます。

上の画像はサッシ額縁を取り付ける前の組み立て作業です。
サッシ額縁はこのようにサッシ部分で取り付けるのではなく、
サッシの内法寸法に合わせて組み立てていきます。

この画像はリビングに取り付けられる引違い用の額縁で障子が取り付きます。
戸袋に引き込まれるので幅は8寸(24cm)以上あるので、
組立も大変なんです。

先ほど組み立てていた額縁がサッシに取り付けられました。
ここに障子が取り付けられます。
どんな感じに仕上がるのか私も楽しみです。
本日の現場ブログは以上です。
次回も是非お楽しみにしていてください。