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卒業製作「入母屋模型」完成しました!

 

見習い大工の眞利子です。

 

先週、卒業課題の「入母屋模型」が完成しました。

 

メンバーは同期9人。

 

墨付けはほとんど同期がやってくれたので、加工担当です。

 

ひとつひとつの部材を加工している時は漠然と作業していました。

 

組立が始まると徐々に全体像が見えてきます。

 

 

垂木と隅木の加工です。

 

棟梁の墨通りに加工していきます・・・

 

少し話が変わりますが、この間インターネットで手刻みの動画を見ました。

 

手刻みと言っても、角ノミやルータなどの機械で荒加工しています。

 

問題はその動画に対するコメントです。

 

それは「手刻みと言いながら機械を使っているじゃないか!」というものでした。

 

一年前の自分なら、同じ感想だったでしょう。

 

でも、その感想は少し的はずれです。

 

大工さんの仕事は家を造ることですが、醍醐味は刻みでなく、墨付けなんです。

 

一般の方にもわかるように、言わばキャッチコピーの様な意味で「手刻み」と言われる訳です。

 

刻むには、まず墨付けをしないといけません。

 

想像を絶する仕事です。

 

頭の中で一回、建物を組み立てないといけないのですから。

 

プレカットが大工から奪ったものは、手加工というより墨をする技術そのものなんですね。

 

 

少し熱くなりすぎましたが・・・

 

いよいよ建前です!

 

柱を立て、梁、桁を落とし込んでいきます。

 

実際の小屋組みだとゾッとするくらいの部材の割合いです。

 

太い。

 

整然と転がっている道具たちが輝いて見えます!

 

 

梁、桁など柱の上に乗る部材を横架材(おうかざい)といいます。

 

横架材の上に小屋束を立て、母屋を落としていきます。

 

この様に、縦横に部材が組合いながら重く勾配のキツイ屋根を形作る工法が「和小屋組」です。

 

現在の在来工法の原型です。

 

今見えている垂木は「化粧垂木」です。

 

下から軒先を見上げた時、実際に見えるのがこの垂木です。

 

 

化粧垂木の上に茅負(かやおい)を乗せます。

 

茅負も化粧です。

 

茅負には野垂木が引っかかります。

 

本屋根を支える、完成すれば瓦の下で見えなくなってしまう垂木です。

 

この模型は訓練校の校長先生のやり方で造っています。

 

親方によって細かい収まりがそれぞれ違うそうです。

 

化粧垂木もしっかり構造として機能している校長先生の作り方は、かなり丁寧で頑丈な造りだと思います。

 

以前に実際見た現場では、桁の側面に垂木掘りがあって、化粧垂木は釘で止まってるだけでした。

 

上に乗っかると垂木ごと落っこちます。

 

模型道理の現場なら垂木の上を歩いても落ちる心配はありません。

 

その分、災害などにも強いと思います。

 

 

完成です!

 

垂木が二重になっているのがよくわかると思います。

 

そして軒先が少し反っています。

 

手前に見える隅木の加工と組み立て、茅負、裏甲の調整をやりました!

 

「大工とスズメは軒で泣く」そうです(笑)

 

隅木は、軒の出が深くなればなるほど無理を強いる構造になります。

 

瓦を葺くと軒がグッと下がると言われるほどです。

 

それくらい屋根全体の荷重を一本の隅木で支えているわけです。

 

ですが、この軒の深さ、反り具合が日本の木造建築、最大の特徴です。

 

東京周辺ではなかなか見なくなった入母屋。

 

模型でも、同じ境遇の仲間と協力して完成できたことは、忘れられない経験になりました!

 

反省点の方が多いですが、やっぱり木造は楽しいです。

 

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