
住宅を建てればそれで終わりではなく、その後に定期的なメンテナンスをする必要があります。
定期的にメンテナンスを行わないと徐々に劣化が進んで住宅の寿命を縮めてしまいます。
では、メンテナンスを行う時期はどれくらいなのでしょうか?また、どのような部分にメンテナンスが必要なのでしょうか?
今回は、住宅を建てた後のメンテナンスをする時の目安となる時期などをご紹介します。
メンテナンスをする時期の目安は?
建てた後にメンテナンスを行う時期はどれくらいを目安にすればいいのでしょうか?
一般的な住宅のメンテナンスの目安となる時期をご紹介します。
5年単位でのメンテナンス
主に、住宅のメンテナンスを行う周期は5年単位が目安となっています。
ただし、あくまで目安であって5年ごとに必要な所もあれば、メンテナンスをする部分によっては10年、15年ごとのメンテナンスでも大丈夫な場合もあります。
5年単位で必要になる具体的な部分は、シロアリ対策として床下などの見えない場所に防蟻処理を行うなどがあります。
10~15年経つと大規模なメンテナンスが必要
10~15ほど経つと屋根の防水工事や外壁の塗り替えといった足場を組んで行われる大規模なメンテナンスが必要になってきます。
他にも、キッチンやトイレ、浴室などの水周りの劣化も10~15年ほどで目立つようになってくるので設備等の交換も必要になってくる場合もあります。
このように、大規模なメンテナンスを行うと多く費用もかかりますが、この時にしっかりと費用をかけてメンテナンスを行っておけば安心して長く住むことができます。
定期的にメンテナンスを行った方が良い理由
一般的な木造住宅の寿命は約30年と言われています。
定期的にメンテナンスをするかしないかで30年経過した時に大きく差が出てきます。
しっかりとメンテナンスを行っていれば30年経過した時に最小限のリフォームだけで済む可能性があります。
それに比べて、メンテナンスを怠った住宅は劣化が激しくなり、一度壊して建て替えをしなくてはいけない場合があります。
メンテナンスは適切な時期に行う
適切な時期に行うとはどのような事かと言うと、メンテナンスを何回もするのが面倒だからと先延ばしにして一度にまとめて行うとすでに劣化が激しく進んでいる場合があり、余計に費用がかかってしまう事があります。
ですから、適切な時期に必要なメンテナンスをすることが大切です。
ただし、屋根の防水工事や外壁の塗り替えのような足場を組んで行う大規模なメンテナンスの場合は一緒に行った方が費用を抑えることができる場合があります。
大規模な工事を何回も行うと足場などの費用がその度にかかってしまうのでなるべく一緒に行った方がいいです。
最後に
今回は建てた後の住宅のメンテナンスについてご紹介しました。
長く快適にその家に住み続けるためには定期的なメンテナンスが大切です。
ですから、目安となる時期などを把握しておきましょう。