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「隅木の模型」を振り返ってみて

 

見習い大工の眞利子です。

 

最近では実技課題のレベルも上がってきて、直接建物には関係のない椅子などもつくるようになりました。

 

道具の扱いを覚える意味ではとても勉強になりますし、出来上がった作品は家に持ち帰って使っています。

 

今回は、そういった難しい課題は少しおいといて過去に作った模型を振り返ってみたいと思います。

 

 

去年の冬に作った、屋根の隅木周りの模型です。

 

実際の建物とほぼ同じ収まりをしています。

 

桁と梁が建物の隅で重なり、相欠きという仕口で繋がれています。

 

寄棟造りの屋根だとこの模型のように隅木が、桁と梁の仕口部分に乗ってきます。

 

隅木の先端は軒先に化粧材として飛び出し、反対側は小屋組の奥へ入り込み天秤のように軒先を持ち上げる役割をしています。

 

模型では小屋束に隅木が刺さってますが、本来は母屋の上に乗せます。

 

桁には垂木が掛かる「垂木欠き」を掘り、隅木の横面に垂木が刺さってきます。

 

桁から迫り出した隅木と垂木で、先端に乗っている板「広木舞」と軒の重さを支えるかたちです。

 

実際の建物だとこの上に野地板を張り、防水シートを敷いて板金や瓦が葺かれます。

 

つまりこの模型では上から見える部材はすべて屋根葺き材の下で見えなくなってしまうわけです。

 

 

模型をひっくり返すとどこが化粧材で見えてくるのかがわかります。

 

模型にはないですが、桁の交差したバッテンに見えるところには隅柱が立つのでそれより外側が化粧面になります。

 

詳しくいうと、桁の鼻先。隅木、垂木の跳ねだし。垂木の木口を隠す「鼻隠し」。その上の乗る広木舞。

 

これらが実際に建物の隅で見える箇所です。

 

この模型は作っている最中も出来上がってみても、とても勉強になった課題です。

 

建物の外回りに構造の部材が化粧で見えてくることは今ではあまりありません。

 

ですが、半年経って実際の建物と重ねながら振り返ってみると色々な事わかります。

 

 

写真は住宅ではありませんが、課題をそのまま建物にするとこれに近い形になります。

 

鼻隠しはありませんし、隅木と垂木が二重に組まれている以外はほぼ一緒です。

 

壁が真壁の土壁になっていますが、住宅では柱と桁の上から耐震建材を張り、防水紙、通気胴縁を打ちます。

 

現在の現場は外壁モルタル仕上げなので、さらにザラ板を打ち、左官屋さんがラス下地、最後にモルタルを塗り、仕上げになります。

 

模型では簡単に建物の構造がどうなっているのか理解できるのですが、実際には一つ一つの材料の寸法からどう収めればいいのかも覚えなければなりません。

 

今まさに、その収まりを覚えるのに悪戦苦闘中です。

 

早く覚えないといけないですし、道具の扱いもまだまだなので先は長いです。

 

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