
台東区の上野桜木の家は、
地盤調査が終了して、
調査結果は改良工事無しの判定でしたのでそのまま基礎工事に着工することになりました。
この上野桜木は台東区でも地盤が比較的いい場所といわれています。
上野の山の上にあるので地盤はしっかりしているのでしょうね。
解体工事で何もない土地に、
基礎工事で使用される重機が搬入されてきました。
まずは現場で基礎工事会社とGL(設計GL)の確認です。
このGLが建物の高さの基本になるので初めに打ち合わせが必要になります。
また隣地との境界線や、道路の境界ラインもこの時に確認します。
各境界ラインは大変重要になるので、
全ての境界線や境界杭をきちんと確認します。
それから建物の外周を確認してから基礎工事に入ります。
まずは基礎の高さに合わせるために一旦地面を掘削します。
そこに砕石を敷き詰めて表面をよく締め固めます。

砕石が終わると、
その上にコンクリートを流し込みます。
この工程を捨てコンクリート打設と呼びます。
この捨コンから上にベタ基礎のフーチングがのってきて、
ベタ基礎の高さの基本がここになります。

捨てコンクリートが乾いたら、次にベタ基礎のベース部分の型枠の取付になります。
建物の外周部をぐるりと型枠で覆います。
それが済んだら、いよいよ鉄筋工事に入ります。
鉄筋工事は基礎工事において最重要工事工程になります。
鉄筋の大きさや鉄筋同士のつなぎや鉄筋を配置する間隔などを設計図面通りに行います。