昨日は東京でも震度3強の割と強い揺れの地震がありましたね。
震源に近い茨城県では震度5なので被害が気になります。
中央区の新築注文住宅の現場レポートですが、
大工さんが耐震用の背割りプレートと呼ばれる金物の取り付け作業をしていました。
この金物も地震の際に発生する外力に対して、
柱と梁をしっかりと固定させるための金物です。


背割りプレートは外回りに取付ける金物なので、
他の金物との緩衝がありません。
この金物も構造計算によって取付箇所が決まりますが、
背割りプレートは比較的外力がかからない場所に取付けられます。
それでも柱の柱脚と柱頭部分に取付けられます。
この金物はこの後の作業の耐震用の合板を張ると隠れてしまうので、
事前に図面とよく照らし合わせて取付作業をします。