こんにちは
土手加藤スタッフの四宮です。
皆さん、GWはいかがお過ごしでしたか?
今日から仕事の方も多いと思います。
私はというと地元の茨城にある鹿島神宮に行ってきました。
そこで今回は鹿島神宮の杉の木についてご紹介したいと思います。


入り口には杉の巨木を用いた大鳥居があります。
この大鳥居はもともとは御影石を使用していて、
国産の花崗岩の鳥居では日本一だったそうです。
しかし、東日本大震災が発生した際に根本に亀裂が入り、
倒壊してしまったそうです。
その後、木造で新造することが決まり、
境内にある杉の木を4本切り出して用材として、
大鳥居の再建が行われました。
そして震災から3年後の平成26年6月1日、無事に竣工しました。


境内を歩いていると大鳥居の笠木に使用された杉の御用材の切り株がありました。
近くで見てみるととても大きかったです。


左の写真の杉の木は、この鹿島神宮のご神木です。
鹿島神宮の森で最も古く、大きい木で、
高さ約40メートルに及び、樹齢は約1300年だそうです。
大きすぎて全体がカメラに収まりませんでした。
右の写真は大鳥居をくぐった先にある楼門です。
この楼門は日本三大楼門の一つに数えられ、重要文化財に指定されているそうです。
江戸時代(1634年)に奉納され、
なんとここ浅草で130人余りの大工が切組みしたのち、
船筏で運んで組み立てたそうです。
浅草と鹿島神宮にこんな繋がりがあるとは知りませんでした。


最後に鹿園の写真です。
なぜ鹿がいるのかというと、
奈良の春日大社を創建する際に、鹿島神宮の御分霊を鹿の背に乗せて運んだことから
鹿島神宮では鹿を神鹿と呼び、大切にされているそうです。
今回はここまでです。
では次回もお楽しみに。