中央区の木造耐火の新築現場の工事レポートですが、
基礎立上りのコンクリート打設の前に基礎のアンカーボルトとホールダウン金物の設置をご紹介します。
この工程が飛び越えてしまっていたので少し戻ってのご紹介になります。
基礎アンカーボルトは基礎と上部構造とつなぐ金物の事で基礎立上りに埋め込みます。


このアンカーボルトは一定の間隔で取り付けて土台と基礎を緊結する役割をします。
作業前に設計図面から拾い出した本数を確認して、
指示通りの場所に設置します。
コンクリート打設前に再度取付状況を確認します。
ホールダウン金物は基礎と柱と緊結させるための金物で、
アンカーボルト以上にその埋め込み位置の設定は正確を要します。
特に3階建てはホールダウンの数も多いので正確さが必要です。
使用するホールダウン金物の種類、
緊結する柱の小径や筋かいの取付方向などを図面で一か所一か所必ず確認します。
またホールダウンの耐力により基礎への埋め込みの長さも違うので、
設置の時には基礎屋さんと綿密な打ち合わせが必要になります。
全てのアンカーボルトとホールダウン金物の取り付け作業が終了です。