昨日の中央区の木造耐火の新築現場レポートで、
基礎ベースのコンクリートの打設をご紹介しましたが、
コンクリートは基礎の強度を確保するうえで非常に重要です。
鉄筋が無い弱点をコンクリートが補てんするわけですが、
設計通りの強度が本当に確保されているが重要です。
その強度を確かめるためにコンクリートの強度試験を公的な第三者機関に依頼して、
コンクリート強度の確認を行います。

コンクリート車が現場に到着して一番初めに行うのが、
この試験に行うコンクリートの抜き取り作業です。
検査項目はいくつかありますが、
やはり重要なのがコンクリートの圧縮試験です。
4週間でどれくらいの強度が確保されているのかを試験して、
この検査結果を後で申請機関に提出しなければなりません。
これにより基礎の強度の妥当性を確認するわけです。