基礎工事が続いている中央区の木造耐火の3階建ての現場では、
基礎工事が続いています。
まず前日に出した墨出しのラインから基礎幅を確定させてベース型枠を基礎屋さんがセットしていきます。
それから型枠の内側部分に基礎のベースの鉄筋を配筋していきます。


鉄筋はコンクリートと一体になって安全な基礎を構築するために重要な役割を果たします。
引っ張り強度がほとんどないコンクリートを補完して引っ張り強度に対抗するほかに、
コンクリートの拘束やひび割れ防止にも役に立ちます。
これらの鉄筋の役割を適切に果たす為には、
設計通りの所定の太さの鉄筋を所定の場所に正しく配筋することが非常に重要なんです。


この後のコンクリートの打設後はもちろんなんですが、
型枠の組み立て作業が終了した後は、
仮に配筋に手違いがあったとしても全く修正ができなくなります。
なので、型枠を組み立てる前に行う配筋検査はすごく重要になります。
配筋作業が続いていきます。