内部工事が続いている台東区の現場では、
大工さんが天井野縁を組んでいます。
野縁とは天井の仕上げ材を吊るすための下地材の事です。


野縁は構造材の梁の下に取り付ける部材です。
構造体の梁は、
見せることでそれ自体がデザイン性のあるマテリアルですが、
防火地域内では構造体の梁を見せることができません。
本当は梁を見せることができるとより見栄えがよく、
デザイン性もあり素敵ですが天井野縁で隠します。
リビングなどは梁が見えると迫力もあり、
ナチュラルな感じも演出できるのですが防火地域内では残念ながら不可能です。
お客様からもご質問をいただくのですが、
このブログで書いたことと同じ内容を伝えて納得していただいています。
ただし、火災保険料は準耐火構造なので割安にはなります・・・。
野縁組作業がもくもくと続いています。