
昨日、土手加藤の注文住宅やリフォームの際に、
畳工事をお願いしている、
畳屋さんの社長と打ち合わせがありました。
畳の香りをかぎたくて、私のほうから先方の畳屋さんにお伺いしました。
お店に入るなり井草のいい香りがして、
なんだかすごく心が落ち着きました。
畳はやっぱりいいですよね。
普段は、床材は無垢材を勧めているのですが、
畳は、無垢のフローリングとはまた違った良さがありますね。
畳の香りがする作業所でリラックスしながら、
打ち合わせをすることができました。
畳の良さと言えば、やはり・・
「畳の上でゴロ~ンとする」
ですよね。
なぜか落ち着くし、
ゴローンとした時の背中に伝わる何とも言えない感触は、
最高に気持ちいいですよね。
以前土手加藤で建てさせていただいたあるお客様の家では、
6畳の和室を一部屋作りました。
設計当初は、和室はいらないと旦那様は言っていたのですが、
奥様が和室は絶対に欲しいとのことで、
旦那様もここは了承して和室を作りました。
引き渡し後の定期点検でお伺いした際に聞いたのですが、
このお客様の子供たちは、自分の部屋にベッドがあるのに、
わざわざ和室に布団を敷いて寝るのが好なようです。
奥様も子供たちが畳の上で昼寝をしていると安心なようです。
理由は、「安心して寝がえりを打てるから」
だそうです。
最近ではめっきり使われなくなった畳。
それでも、畳に触れてみると感じる安らぎや安堵感。
日本ならではの文化の奥深さに改めて感激します。